今日は、教材会社の「学書」さん主催の教材展示会&セミナーに参加してきました。
「学書」さんのセミナーは、中土井先生が講師をされることが多いのですが、今回は三重のeisuという学習塾のCOO(最高執行責任者)である伊藤奈緒さんのお話でした。
タイトルは、「人生100年✕AI」時代 ~学習塾の新しい価値を創造する~ です。
お話の内容を簡単にまとめるとこんな感じでした。
冒頭で、eisuについてご紹介された時、三重の南の端にある熊野市の校舎の生徒たちが、周りに何もないからこそ、自分を高め、最上位の大学へ進学することで、可能性が大きく広がるということを理解して、東大などの最難関の国立大学を目指して勉強しているとのお話がありました。
凄いですね。何もない田舎から東大を目指すなんて。
そう考えると、この日進のエリアは、名古屋にも豊田にも近く、高校も大学も、多くの中から選ぶことができます。
高校の先は、国公立大や、私立大も、上は最難関の名大から、難関私大の南山大、名城大、から、下は数多くある私大や、専門学校など、本当に多くの選択肢があります。
逆に選択肢が多いからこそ、どこかにはいけるだろうと、ハングリーさに欠け、努力が中途半端になってしまうのかもしれません。
メリットとしては、個性に合わせて進学先を選ぶことができるのは大きいですね。
難関大学を目指すしか無いという選択肢だけでは、心が折れてしまう生徒が多くでそうな気がします。
講演の内容については、なるほどと思う部分や、もう少し多様性があってもいいのではと思う部分があったりもしましたが、全体を通して、仰っていることはその通りだと納得しました。
特に、今後AIに取って代わられるのでは無く、AIを生み出したり、使いこなしたりする側に回るためには、どうすべきかについて、熱く語ってくれました。
伊藤先生としては、AIに取って代わられないためには、しっかり勉強をして、上位20%の大学を目指すべきとのお考えです。
そうした大学を目指す中で、また、上位の大学の中で、AIに取って代わられない、しっかりとした「国語」の能力が身につき、人生100年時代に生き残ることができるとのお考えです。
私の思いは、少し違っていて、勉強だけでなく、個々の個性に応じて得意技を伸ばし、自己肯定感の高い大人になってほしいと思っています。
そうすれば、以前以下Blogで書いたAIやロボットに負けないための行動が取れるようになります。
上記Blogで紹介したのは、植松さんの言葉をお借りし、
(1)やったことがないことをやりたがる
(2)あきらめない
(3)くふうする
という3点ができる大人になってほしいと書いています。
難関大学に行かなくても、上記3点の行動はできるようになります。
ただし、自己肯定感が高くないと、失敗を恐れ、自分には無理だと諦め、言われたとおりのことだけをこなす人になってしまい、簡単にAIやロボットに置き換えられてしまうと思います。
また、伊藤先生が最後に強調されていた、母語である「国語」力の大切さは、出口先生も力説されていましたね。
セルモでも、夏休み等の時間を使って、もっと国語力を鍛えたいと思っていたので、セミナー終了後、教材展示会場で、国語力を鍛える教材を探し、これならと思えるものをいくつか見つけました。
その一つがこれ。
都麦出版さんの、「ろんり de 国語」という教材です。
新作の教材で、一度中身を見てみたいと思っていたところ、実物があったので、中を確認できました。
小学生向けではありますが、国語力に不安がある中学生にも、やってもらいたい教材です。
国語力は、すべての教科の、また、これから続く人生100年時代の大切な基礎になるものです。
国語力が無いまま、英語や数学の力をつけたとしても、それは、単に与えられた、正解のある問題を解く能力にしか過ぎません。
国語力を身に着けることで、他者の課題をきちんと理解でき、論理的に考えられるようになることで、AIにはできない、むしろAIを使いこなす側で、人に役に立てる仕事ができるようになります。
当塾でも、もっと、国語力にこだわって、生徒の国語の力を伸ばしてあげたいと改めて思いました!
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