先日、以下のBlogで高校の中間テストがとっても素晴らしい成績だった生徒をご紹介しました。
高校生の素晴らしいテスト結果をご紹介します!
彼女から、LINEで報告があり、「はじめてクラス1位をとれた!」と大はしゃぎして、LINE電話で報告してくれました!
2年生に上がる際、名古屋商業高校では、コース選択が行われ、この生徒は、名古屋商業高校中でも上位の成績の生徒が集まる情報処理科に進級しています。
各クラスから上位の成績の生徒たちが集まってきていることもあって、2年生では、順位が落ちるかも~なんて不安がっていましたが、いきなり1位をGetしてくれました!
この生徒は、高校へ進学するときから、大学まで行って勉強するの嫌だから、高校を卒業したら就職したいけど、できれば自分でどの会社に行くか選びたいから、上位の成績をキープしたいと言ってきた子です。
そう、商業高校、工業高校から就職する場合、高校に来ている求人票から自分の行きたい企業を選ぶのは、成績上位の生徒から順番に行っていきます。
つまり、中電や東邦ガス、名鉄、JR東海など、地元の大企業から求人が来ていて、自分もそこに行きたい!って思っていても、自分より上位の生徒がその会社を希望して、求人票を持っていってしまったら、残念ながらその会社へ応募することはできません。
自分の順位が中位であれば、上位の成績の生徒が選んだ後、残った求人票の中から行きたい会社を探さなければなりません。
そういった仕組みを知っているので、入学直後から、頑張って成績上位をキープし続けてくれています。
ただ、これくらいの成績(クラス1桁の上位で、内申平均も、4.5以上、上位の資格をしゅとくしているなど)の生徒であれば、実は、愛知県内のほとんどの私立大学へ指定校推薦で進学することが可能です。
愛知県の上位の私立大学といえば、南山、名城、中京、愛知あたりですが、このあたりは、近年の私立大学の入試の難化を受け、一般入試での合格はかなり難しくなってきています。
それに対して、指定校推薦であれば、高校3年間(正確には、2年と、1学期)の定期テストの順位を上位に保っておき、評定平均(内申点)を高く維持しておけば大丈夫です。
中学の時のテストに比べると、努力が報われやすいのが高校のテストなので、こつこつ頑張れる生徒にとっては、入試の一発勝負より、遥かにお得に感じると思います。
また、商業高校の場合、一般教科(国、数、英、理、社)は、普通高校の授業数の約半分のため、進みも遅く、じっくり学べるためについていきやすいというメリットもあります。
数1の進捗を例に取ると、上位の普通科は、高1の1~2学期で数1の教科書を終え、数2に入っていきますし、中位の普通科でも、1年生1年間で、数1を終わらせます。
しかし、商業高校の場合、数1を高1~高2の2年かけてゆっくりと学びます。(そのかわ週に2時間と普通科の半分の授業数です)
そして、高3に上がってから、やっと数Aを1年かけて学ぶという形です。
もちろん、普通教科が少ない分、残りの時間は、専門教科(簿記、ビジネス基礎、情報など)を学ぶので、決して楽ではないですが、専門教科での学びは、ある意味、大学の経済学部などで学ぶことの予習だと考えると、大学で何を学ぶかがある程度わかった上で、進学するかどうかを選ぶことができるメリットもあります。
大学進学したい、(させたい)から、普通科へ という考えだけでなく、簿記などの資格も取ることができる上に、大学進学するか、地元の大企業へ就職するか、どちらに行くかもゆっくり選べる商業高校という選択肢もぜひ検討してみてください。
実際、ウチの塾生のように、目標を持って頑張れば、中学のときに比べると遥かに簡単に上位を取ることができます。
もちろん、一人では不安ということであれば、ウチの塾を上手に使ってもらうことで、テストへの不安を払拭することも可能です。
セルモでは、普通科目だけでなく、簿記や情報、ビジネス基礎など、商業の専門科目も、過去の豊富な社会人経験を活かし、きっちりとサポートすることができます。
商業高校のほぼすべての教科に関して、質問を受け付けて、しっかり生徒をサポートできる塾って、他にはほとんど存在していないと思いますよ。
大学への進学も視野に入れて、商業高校を進路に選ぶ。
そんな選択がもっと増えてもいいなと思っています。
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