昨日の夜は、最後まで残っていたのが、名古屋商業と、桜花高校に通う女子高生に、受験生になった女子中学生が3人。
学年が2つ離れているので、お互いあまり面識がなかったものの、そこは女子同士、ひょんなきっかけであっという間に仲良くなってしまいました。
そして、女子高生から、「どこの学校目指してるの?」って質問に、名古屋商業も考えているって解答があったら、大喜びで、学校の良さを話し始めます(笑)
制服姿で、高校の良さを熱く語る生徒。
もう話し始めたら止まらなかったですね(笑)
自分も、生徒たちに、商業っていいところだよ~って言ってきましたが、通っている生徒が、制服着たまま、楽しそうに力説されたらかないませんね(笑)
おかげで、生徒も、「商業って選択肢も悪くないな~」って真剣に考えるようになってくれました。
これからの時代、少子化の影響で、選ばなければ行ける大学は数多くあります。
しかし、それらの知名度の低い大学から、大手企業に就職できる確率はかなり低くなります。
一方商業高校の上位の生徒たちは、かなり名のしれた大企業に就職することが可能です。
正直4年後大卒で就職することのできないような大企業にも高卒で就職することは可能だったりします。
こんなデータがあります。
高卒の生涯賃金が全体平均だと、1億9240万円、対して、大卒の生涯賃金は、2億5440万円と、全体平均で比べると、大卒の圧勝です。
ただし、となりの企業規模別の平均を見てみると、1000人以上の大企業に就職した高卒の生涯賃金は、2億3300万円と、大卒の生涯賃金にかなり近くなります。
しかも、10~99人の中小企業に就職した大卒の生涯賃金は、1億9430万円と、大企業に就職した高卒の生涯賃金を下回っています。
つまり、高卒でも、大企業に就職できれば、それほど、賃金格差については、悩む必要はなく、企業規模が違えば、大卒よりも多くもらえる可能性すらあるということです。
これからの時代、大学ぐらい出ておかないとというのは、必ずしも正しいとは限らないということを知った上で、進路を選ぶ材料にして欲しいと思っています。
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