今日は、本来お休みですが、来週以降に期末テストがある高校生からのリクエストで、塾をあけています。
高校生の場合は、学校で購入した問題集をどれだけ理解できているかが定期テストの得点に直結するので、こちらで新たな教材は提供せず、基本学校で使っている問題集を持ってきてもらい、わからない問題、学校の授業で理解できなかった問題については、質問を受け付けています。
本来ならテスト前までに予習や復習で、問題集は最低1回は解いているはずなのですが、範囲が広い高校のテストの場合、2周目をやっておかないと、テストでは全く解けなくなっていますね。
今日は、高校1年生から、定番の物理、数1の質問が多く出ました。
あ、あと、期末テストということで、情報の質問もありましたね。
自分がずっとIT関係の仕事をしており、資格も持っていることから、情報の質問も、ウエルカムです。
そんな質問対応しているなか、高校1年生から、驚愕の質問が!
数1の平方完成の問題では、bの係数を1/2して、その2乗の数を引くという作業を行います。
bの係数が偶数だと、ラッキー!、奇数だと、5/2などの分数になります。
また、aの係数との兼ね合いで、bが分数になると、さらに、それを1/2することになるのですが、そのケースで、生徒からでた質問が・・・
「1/3を半分にするのって、どうやってやるの??」
・・・・・・
平方完成の問題を解いている高校生から出る質問のレベルではないですよね。
ただ、この生徒が、分数が苦手なのを克服させないまま、高校受験を乗り切ったのは、ある意味私の責任です。
もちろん、高校受験にあたって、計算問題は、かなりやりこんでもらったので、
1/3*1/2=1/6 なんて計算は普通にできる生徒です。
ただ、分数の意味や理解が曖昧なのをそのままに、計算だけできるようにしてしまった部分があるのも事実です。
このあたりは、受験を前にすると、1点でも多く取ってもらうことに注力し、本当の意味での学力ではなく、点をとるテクニック中心になってしまう点が原因です。
結局、半分にするということと、1/2を掛けるということが同じだということを理解していなかったことが質問の原因でしたが、この質問のおかげで、この生徒が、分数の本質的な意味を理解しないままここまで来ていたことに気づけました。
1つのものを3つに分けることと、1/3とが同じであるとか、1/3が1÷3と同じ意味だということも、これまではうやむやだったようです。
推測ですが、この生徒の場合、分数の概念の理解から、ずっと逃げてきたんだと思います。
よくわからないけど、掛け算や足し算は、言われたとおりの方法でやれば、答えがでるから、それでいいやと。
聞いても、理解できる自信がなかったのかもしれません。
ただ、今回、勇気を持って聞いてもらえたことで、合わせて、分数の概念についても、一気に理解することができました。
今年も、中3生には、10月より、入試特訓講座を行います。
ここでは、公立入試で1点でも多く点を取るためのテクニックなどが中心になります。
この段階まで来ると、なかなか大きくさかのぼっての復習が難しくなります。
夏休みの夏期講習は、そういった、過去の学習の積み残しを解消する最後のチャンスです。
高校まで、わからないままや、わかったつもりのまま進まないよう、この夏休みでしっかりと、曖昧な部分をクリアにしておきましょう!
セルモ日進西小学校前教室の口コミ一覧です!
生徒、保護者のリアルな声が投稿されています!
こちらから、面談(体験もOK)を申し込んで頂けると入塾後もれなくQuoカードがもらえます!
LINEからもお問い合わせ可能です。
ご連絡、ご質問は、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。
頂いた個人情報は、回答以外には利用いたしません。