1学期が終わり、中学生だけでなく、高校生も、通知表を塾に持ってきてくれています。
中学校のときに、あれだけ、4を取るのに苦労し、5なんて取れたら奇跡のような内申
だった生徒が、自分のレベルにあった高校に行くことで、4や、5が多くある通知表を手にして、うれしそうにしていますね。
中学のときは、絶対評価といいつつ、その実は、昔ながらの相対評価に近い形で運用されています。
くわしくは、こちらの記事へ
なので、中学校では、4や、5の全体数は、ある程度決められていると思ったほうがいいです。
これに対して、高校は、テストで、再考査(赤点)に近い得点を取らない限り、最低が3、65~80点程度取れていると4、80点以上取れていれば5というように、本当の意味で絶対評価(ある得点以上取れていれば、何人でも4や5がつく)になっています。
何点以上だと、4や5になるのかは、学校によっても違うし、教科の先生によっても違うので確認が必要ですが、中学の時のように、非公開ということはなく、条件を教えてもらえるのも高校の特徴です。
この生徒、中学時代は、本当に苦労して4をいくつか取ったのを覚えていますが、高校では、評定平均が4.1ありますからね。
指定校推薦や、自己推薦での大学進学の場合、この評定平均がかなり重要になります。
しかも、中学時代と違い、高校では、1年生の成績からしっかり平均に加えられるので、高1のときに評定平均が低くて、2年、3年になってから推薦に必要な評定平均に足りず、後悔をするという話はよく聞く話です。
できれば、高1の段階では、評定平均は4.0を越えておきたいですね。
最低でも、3.5以上。
これ以下だと、難しくなる高2、高3で内申をより高くしなければいけなくなってきます。
内容が難しくなる前の高1の段階であれば、4.0以上は、かなり現実的に狙えると思います。
今回、1学期があまり良くなかった高校生は、2学期にしっかり挽回できるよう、夏休みにしっかり復習をしておきましょう!
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