小学6年生は、この夏期講習から、本格的に英語の学習を始めていきます。
既にリーディングファームで、英語を読んだり聞いたりはしていますが、これに「書く」が加わります。
セルモに限らず、小学生で英語を学んでいる場合、多くは、英語を聞いたり話したりが中心で、「読み・書き」といった中学以降英語の学習の中心となる技能は、あまり学ばないケースがみられます。
そうやって、「読み・書き」抜きで英語を学んできた小学生は、中学になって、最初は発音の綺麗さや、先生や、CDが話す英語が聞き取れるので、「すごいね!」って言われますが、「読み・書き」特に「書き」をほとんどやっていないので、テストなどで英単語を覚えなければいけない時に、覚えられず苦労することが多くあります。
また、文法についても、詳しく学んでこなかったため、単語の書き取りは、できるようになったとしても、今度は、中1の後半で、三単現のSが出てきたり、時制が複数出てくるようになると、細かいミスを連発するようになり、英語が嫌いになっていったりします。
逆に、英語を全く学んでこなかった小学生が、そのまま中学になると、多くの特に男子が「ローマ字」と「英語」の違いに戸惑います。
小学校で習ったローマ字は、聴いた音を全て、アルファベットで表せる便利なツールなので、英語も当然ローマ字のルールで表せると思い込んでいます。
ケーキや、キャット、など「カ行」で始まる音は、ローマ字では”K”で始めますから、keki kyatto などと書こうとします。
そんな時英語の教科書を見ると、cake cat と書いてあり、ケーキに至っては、最後のe は読まないというおまけ付き(笑)
中学から英語頑張るぞ!って意気込んでいたのに、自分がこれまで覚えてきた「ローマ字」のルールが全く通用しないことに気づいて、「どうやって覚えたらいいの・・・」と途方に暮れ始め、英語嫌いが出来上がっていきます。
そこで、セルモでは、中学に上る前の小6の夏休みあたりから、英語の「読み・書き」に注力していきます。
具体的には、まず、アルファベットのフォニックス読みを一通り経験し、「C」は、アルファベットの読み方「シー」ではなく「クッ」という母音のない息だけの音で読むこと、A、I、U、E、O の母音は、アルファベットの名前の読み方「エイ」とフォニックス読みの「エァ」という2通りの読み方があることなどをパソコンを使ってネイティブの発音を繰り返し聴きながら覚えてもらいます。
そうやって、アルファベットの読み方がわかったところで、大文字、小文字を、中学の英語で使う4罫のノートに丁寧に書いて、覚えてもらいます。
書き慣れていないと、bとd、pとqがひっくり返ってしまったり、g やh が上手く思い出せなかったりしますね。
何度か書いて、なれてきたら、今度は、単語の書き取りです。
どうしても最初は、文字の間が広く、単語の間が狭い書き方をする生徒が多いので、最初から、思い切って文字の感覚を詰めて、狭く書くよう指導しています。
その上で、単語と単語の間を広くあけて書くと、写真のようにとてもきれいなノートになります。
最初に触れる英単語の多くは、古い歴史を持つ英単語が多く、歴史的経緯から、発音とスペルとの間に大きな差があるものが多くあります。
そういった覚えにくい単語ほど、小6の間に、発音と一緒に聴きながら何度も書くこと、そして、PCに向かってタイピングすることで、五感を使って覚えてしまってほしいですね。
小6の間は、単語を覚えられたら、「かっこいい!」存在ですが、中1だともう「できて当たり前」になってしまいます。(笑)
すごいね、って言われる間に、背伸びして、どんどん単語を覚えてしまっておくと、中学に入ってから、とれも楽できるので、頑張って覚えていきましょう!
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